酒と筋肉と私

食べることとお酒、運動をこよなく愛しています。好きこそものの上手なれ!まずは好きになることから始めましょう。あとは一緒に楽しく飲みましょう。

きっかけはこぼれる吐息


私という人間の記事に続いて。

大学では普通の四大を卒業。特にこれといったスポーツはしていませんが、スポーツ自体は得意で体力の衰えを感じることもありませんでした。

大学卒業後は就職。自分は運動をしていた人間だからと高を括り、欲望に任せ飲みまくる日々。

筋トレやランニングをすることはありましたが、目的や目標が無くムラがありました。

ここから記憶を遡りること2015年。

相変わらず飲みまくる日々。
ただし、このあたりからぎりぎりの電車に乗るために走って滑り込んだところ、車内で息があがりゼーハーも汗も止まらない。足が重いことに危機感を覚える。

「もしかして自分って体力無くなってる・・・?」

そう思った私はすぐに体力強化のため職場の近くのジムに行き始めます。

もともと運動は好きなので、仕事終わりにストレッチ30分、筋トレ1時間強(途中から部位ごとにルーティン化)、ランニングマシン30分、ダウン30分、、といった感じで3時間コースを週に2~3回するようになります。

※隙間でだらだらすることあり、行ったもののやる気出ず、、
1時間以内で帰る日もありました。

ただし、とにかく「行動した」自分を褒めていました。

職場からジムに直行するようにしていたので、「ジムに行く」と決めた日は十分でなくてもジムに行き着替えただけでもえらい!

そういう日でも「ジムに行った」とカウントすることで、脳がトレーニングしていることを「継続している」と判断するそうです。

私が色んなことを経験して思うのは、経験や努力を積み重ねるために根性論だけではなく、脳の仕組みをよく知ることも大切だということです。

脳を勘違いさせることで、意外と人間の気持ちの持ちようが変わってくるものです。要は、知っているか知らないか、知ろうとするかしないかのコツです。

結局は自分の行動一つなんですよね。

ただ、お酒はずーっと好きなので、仕事が早く終わった日はジムからの一人立ち飲み。調子のいいときはまださらにひとカラをして帰っていました。笑

当時は、本当にこの時間が至福だったなぁ。

お酒についても語りたいことがありすぎるので立ち飲みについてはまた別の記事で。

ジムに行き始めてから1か月ほど経ち、「ジムに行く」ということが習慣化されだした頃、点滅信号に間に合わせるためにダッシュするぐらいでは息が切れなくなり、嬉しかったことを覚えています。

些細なことかもしれませんが、階段がしんどくない、とか、重い荷物を持つことが苦じゃないとか(むしろ筋トレ的で嬉しい)とか、そんな小さな変化が嬉しかったし、実感に繋がっていきました。

体力も筋肉もついてきたかな?というところで何か頑張る目標が欲しくなりました。その時はランニングマシンで30分割と速いペースで(といっても5’30/kmくらい?)走れていたので、「マラソンでも走ってみっか」という軽い気持ちで「第3回加古川みなもロード(20km)」にエントリーすることになります。

そしてこれが人生初のマラソンとなり、私の人生を大きく変えることとなります。