加古川みなもロードマラソン
よし!マラソン走るぞ!
(前回の記事きっかけはこぼれる吐息参照)
と決意した私でしたがとはいえ、変わらず練習はジムのトレーニングのみ。
つまり20km走るのに、5~6kmの距離をしかも速いペースで走ることしかしていなかった。ランニングシューズも近くのアウトレットで買った2,000円くらいのNikeの安い運動靴でした。そしてそのまま当日を迎えます。
みなもロードはひたすら河川敷沿いを走り、10km地点で折り返すというもの。この大会を選んだ理由も近さと「平坦な道走るだけ?ちょろいちょろい」というものでした。
あんなに過酷なものになるとは知らずに、、、。
当日は仲の良い後輩Yが応援に来てくれ、朝から車を飛ばし加古川へ向かいました。完走こそしましたが、とにかく過酷でした。
まず圧倒的準備不足。
「マラソン」というものを完全になめていた結果です。開催されたのは4月でしたが晴天も手伝ってかなりの暑さでした。
河川敷沿いということで日陰もほぼなくずっと炎天下。暑い。とにかく暑い。もはや熱い。というか、そもそもなめてかかっている私はペース配分なんて言葉も知らずに走りだします。、、、
2km地点。
「え?もうしんどい。なんで?あと18kmもあるのに…でも後輩が来てるし頑張らないと…。歩かない。絶対に…足を止めない…。」
「足を止めない」だけが全てではないんですけどね。この時は足を止めないことがゴールできることにつながると思っていました。
そして私のこのメンタルや状態は変わることなくゴールすることとなります。笑
景色は変わらず、炎天下の中ただひたすら河川敷を走ります。
暑すぎて給水のたびに頭から水をかぶっていました。あの時は給水の大切さもわかっていませんでした。
そんなこんなでなんとかゴール!
タイムは2’14。なんとか走り切ったものの、ヘロヘロ。暑い。しんどい。ぼーっとする。。。
気持ちだけでゴールした私でしたが、一番の感情は「悔しい」でした。
「どうしてこんなに走れないんだろう。ジムでトレーニングしてたのに。ちゃんとランニングしてたのに。もっとちゃんと走りたい。」
この時はまだ「達成感」よりも走れなかった「悔しさ」の方が大きかったです。それと同時に、マラソンの過酷さを思い知らされたのでした。
まぁここに関しては体育会系を否めませんが、私のマラソン人生が始まったのははっきりとここからです。
ただ、マラソンにリベンジしてやる!
というよりも、こんな程度で疲れる自分の身体を叩き直したい!って感じでした。
ちなみに後輩Yは2時間強かかったにも関わらず、河原でのほほんと過ごしていてくれたようです。
なんだかほっとしました。笑